先日導入したGIVI社のサイドパニアケースですが、常に両側つけているとハンドル幅よりも広くなってしまうためすり抜け等が困難になってしまう問題がありました。荷物が少ないときは片側でも良いけど、左右のバランスが崩れたりしないか不安だったんですが物は試しという事でサイドケースを片側だけつけてテストしてみました!
本当に片側だけで大丈夫?
とは言うものの、バイクは当然2輪なので、バランスが崩れれば転けます。左右どちらか一方にサイドケースをつけるという事は自ら進んでそのバランスを崩すという事。
当然左右の重量が違ったり、走っていれば空気抵抗が違ったりする訳ですが、本当そんなことして大丈夫なんでしょうか?
バランス命のバイクはどれくらいデリートなのか?
さっきからバランスバランス言っていますが、実はそこまでシビアになる程の問題でも無いようです。この大宇宙の法則の一つ、ジャイロ効果=ホイールが高速回転することによって姿勢が安定しているおかげで走っている時に関してはさほど気にならないようです。
…っていうかバイクはもともとパーツの配置などの関係で左右バランスが均等ではないらしく、それでも普通に乗れているという事は多少の変化については体が慣れれば問題ないという事でしょう。強いて言えばホイールが回転していない停止時はジャイロ効果による姿勢安定が期待できないため気をつける必要があるかもしれません。
パニアを片側だけつけて走ってみた
御託を並べても結局のところ実際に走ってみないとわかりません。パニアを右側だけに装着して、どれだけバランス感が異なるのか試してみました!
ケースの中には車検証などの書類一式と車載工具、カメラとレインウェア(唯のマウンテンパーカー…)を積んでいるので、ケースと合わせて約10kgの荷物となっています。
まったく問題ありません!!!
そんなこんなでちょっとビビりつつテスト走行に出かけましたが、拍子抜けするくらい大丈夫でした。
博多からいつもの大観峰へ向かう往復200kmちょっとをテストコースに設定し、高速道路も走行してみました。しかもこの日は台風が接近していたため大観峰付近は猛烈な風で、おまけに小雨まで降ってくるという最悪の状況でしたがほとんど違和感無く走行できたように思います。
見た目も意外と悪くない
片側だけつけた時の心配事項として見た目が変じゃないかというのもありましたがこれもまったく問題ありません。むしろアシンメトリー感が有ってなかなかどうして良いじゃない!
両側つけるとどうしてもボテッとして見えますが片側だけの場合は意外とスッキリ見えていい感じに納まっているように思います。
片側だけでも有ると無いとで大違い
過去何度も書いているように純正状態のボンネビルは積載がマジでありません。バイクという乗り物はすべからく積載性に乏しいものですが、パニアをつける事でそれを解消できます。リュックを背負って乗るというのもアリかもしれませんが、手ぶらで乗る快感を一度味わってしまうともうリュックには戻れないはずです。
自分の愛車に合うサイドケースを見つけることが出来れば、快適な手ぶらライドの世界が広がっていますよ!
まとめ
最初はバイクのシルエットを崩すのでは?という懸念から導入をためらっていたサイドケースですが、使ってからというもの走りにいく時これを持っていかないという事は無くなりました。
導入前は荷物を最小限にしてウエストポーチをたすきがけする形でバイクに乗っていました。これを持つだけでも長い距離を走ると肩が凝ってきますが、それが無くなるだけで長距離のツーリングが何倍も楽しく感じます。
意外にもバランスは崩れないし、見た目も悪くない…。片側だけの導入に迷っているのであればその心配はほとんどありませんのでためらわず導入する事をお勧めします!
GIVIのアルミサイドケースを水冷ボンネビルに取り付けてみたので早速レビューするよ! - BONNEVI-LIFE!
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- 発売日: 2016/11/20
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つづく