ハスクバーナの現行2stモデル、TE125が販売中止で手に入らなくなるかも…?

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厳しい排ガス規制によって遥か昔に駆逐されてしまった2ストロークのバイクですが、今でも公道走行が可能なモデルを作り続けているメーカーがごくわずか存在しています。
そんな数少ないメーカーの中でも一際個性的なモデルがスウェーデンの誇るハスクバーナのTEシリーズです。

特にTE125は限二ということで2台目に良いなぁと密かに狙っていたんですが、なんと2018年モデルから公道走行モデルのラインナップがなくなるかも…という情報をキャッチしてしまいました


ハスクバーナ TE125とは

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引用元:http://www.bikeseeks.com/entry/2017/06/16/144612#ハスクバーナ-TE125

TE125はレーサーに保安部品をくっ付けただけのようなシルエットと端正で機能美に溢れたデザインが魅力的。特にエンジンを取り巻くようにレイアウトされたチャンバーが異彩を放っており大変活イカしております。
またサスは前後WP、ブレーキはブレンボが装着されておりこのままレースにも出れてしまうような豪華仕様です。

エンジンは水冷単気筒の2ストロークとなっており、なかなか過激な走行を楽しむことができそうでとても気になる存在でした。


なぜ良いものばかりが無くなっていくのか

原因はやはり排ガス規制。EURO4への対応が難しいというのが主な理由のようです。環境問題に対して配慮が必要なのはわかりますが、面白いものを犠牲にしすぎているような気がします。
例えば年間に幾つかの例外を設定するとかで、競争心を煽るとかより良い製品を生みだすためのフックとしての機能を持たせるとか方法はいくらでも歩きがするんですがどうなんでしょうか。

っていうか残業の影響で発生する温室効果ガスの方が問題では!?
残業反対!!


レースモデルは残るらしい!

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引用元:https://news.webike.net/2017/07/14/105500/

公道モデルが無くなってもレースモデルとしてTX125が残るということで、2stの開発自体は継続するようです。ということは排ガス問題をクリアできる打開策が見つかれば再販の可能性が残っているのでは!?と勝手に妄想していますがどうなんでしょうか…。


まとめ

小排気量こそ2stの技術が必要だと言われていますが、白煙をぶちまけながら猛スピードで飛ばす2stを見ると環境基準への適合が難しそうだというのは素人目に見ても思います。
しかしシンプルな構造ならではの整備性の良さやピーキーな出力特性など非常に魅力的なエンジンである事は間違いありません。マツダのロータリーエンジン復活のウワサがあるように、個人的には2stの開発も続けていってほしいところです。


つづく