クラシックヘルメットの真打ち!BELL BULLITTの3ヶ月レビュー!

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ボンネビル納車のタイミングで新調したヘルメットBELLのBULLITTですが、ボンネビル3ヶ月レビューに合わせてヘルメットのレビューもしてみようと思います!良いところ、悪い所ともに色々と見えてきましたので正直に書いちゃいますよー!


BELL BULLITTのここが良い!


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まずは良いところからご紹介!BULLITTはクラシックな外観ながら機能性も担保している素晴らしいヘルメットという印象です。


視界がとても広い!

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BULLITTの一番の長所はここだと思います。開口部が大きいのでフルフェイスでありながらジェットヘルメット並みに視界が開けていてかなり快適!シールドも透明度が高くて反射も押さえられており、周りの状況がよく見えるので安心感があります。シールドはガバッと開くので風を感じたい時に全開にすると求めていた以上の風を感じる事が出来ます。


軽くて、帽体も小さい!

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このヘルメット、思った以上に軽くてかぶっていても首にあまり負担がかかりません。内装に本革が使われているので柔らかく、かぶり心地もグッド!ほんのり香る革の芳香もステキです。帽体の小ささもなかなかの物で、僕はMサイズでちょうどぴったりなんですが以前使っていたSHOEIのQUESTのMサイズと比べると一回り以上コンパクト!頭でっかちに見えず、スマートな外観です。


ベンチレーションが意外と良い仕事する!

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ブリットに用意されているベンチレーションは額部分に5つの穴、あごに一文字のスリット、後頭部にさらに鋭い一文字のスリットの3箇所ですがこのベンチレーションから風が抜けて内部は快適!正直期待していなかったので、これはうれしい誤算でした。あごのスリットは内側からシャッターを閉める事が出来るんですが、その他については開閉機能が無いので冬はちょっぴりスースーします…笑


見た目が最高にカッコいい!

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クラシックでありながら野暮ったくないフォルムは見事という他ありません。まさにトライアンフのモダンクラシックシリーズやW800、モトグッチやビモータなんかの雰囲気にもマッチしそうです!僕の購入した単色無地はもとより、グラフィックが施されたモデルも多く出ているので、少し個性を出したい方にはそちらがおすすめです。


BELL BULLITTのここが不満


続いてすこし不満を感じるポイントのご紹介です。基本的には良いヘルメットなのですが、人によっては気になるかも?というレベルです。


高速走行時の風きり音が結構大きい

100kmくらいまでであれば全然許容範囲なのですが、もう少し速度をあげると一気に風きり音が気になり始めます。具体的に言うと120kmくらいの速度で巡航していると耳がジーンとしてきます。速度を押さえて走ろうと言う気にさせてくれるので、安全運転のきっかけにはなりますね笑


高速走行時に浮いてくる

これも100kmくらいまでであれば問題ないのですが、それ以上になると頭が持ち上げられるような感覚に陥ります。グッと姿勢を低くすることで対応可能ですが、これはなかなかに不快です。あごひもをしっかり締めるなど、慣れればそうでもないのかも?空力を考慮して作られている最新のヘルメットが以下にすごいかを実感できますね。


シルバーのパイピングが意外とまぶしい

これは完全に盲点でしたが、正午くらいの時間帯を走っているとパイピングに太陽光が反射してその光が目をさします。サングラスをしていればなんとか許容範囲なので、クリアのシールドのまま使うときはサングラスの利用をお勧めします!


結論!ちょっとした不便はあるけど、それほど問題ではないよ


主に高速走行時に不満がありますが、そもそもこのヘルメットに合うバイクって免許取り消しになるような速度でかっ飛ばすタイプじゃないと思います。100km巡航であればまったく問題ないので法令を遵守する善良な市民である我々には十分な性能と言えるでしょう。

少し値段が高いのがネックですが買って損の無い良いヘルメットだと思いますので、気になっている方は是非チェックしてみてくださいねー!


つづく