雨に降られて濡れてしまったヘルメットのお手入れをした話

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バイク乗りならば必ず経験するであろう走行中突然の雨。しかもそれが半端でない豪雨であった場合、全身ズブ濡れの強制耐久レースに参加することになります。無論ヘルメットの内装もズブ濡れになるのですが、ちゃんと乾かしてやらないとカビが生えたりボロボロになったりといいことは一つもありません。特にBELL BULLITTは内装に革が使われているので放っておくといろいろ大変なことになるのですぐにお手入れを実施しました!


とにもかくにもまず乾燥

ヘルメットの内装を濡れたまま放置しておくとどうなるかというと、濡れた靴を放置していた時とほぼ同じ結果を想像すれば大差ない状態になります。つまり臭くなるのです。
靴は顔から離れているのでまだなんとかなりますがヘルメットは頭にかぶるものなので早急に手を打ちましょう!


バラせるものは全部バラす!

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幸いなことにBULLITTは内装を洗えるようバラせる設計になっています。外せるものは全て外して、とにかく水分を飛ばすことを優先しました。
内装パーツはスナップボタンで留まっているのでパチパチと外すだけでバラせるのはかなり助かります。一つ一つのパーツは形が工夫されているので数は最小限に抑えられておりどのパーツがどこに着いていたわからなくなってしまうと言うことはありません。さすがによく考えられてます!


ドライヤーで強制乾燥!でも乾かしすぎには要注意

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内装をバラし終えたらタオルであらかた水気を取った後ドライヤーで乾かしていくことにしました。乾かしすぎると革が劣化してしまうと聞いたことがあったので円を描くように温風を当てましょう。
被っている時から薄々感じてはいたのですがBULITTは通気性がかなり良いようで思ったよりも早く全体が乾いてくれて一安心です。


最後は天日干しでメンテ完了!

ドライヤーでの乾燥が終わればほとんど問題ないと思うんですが、僕は洗濯物も外で干したい派なので天気の良い日に内装を天日干ししました。羽毛布団を干した後みたいにふっかり柔らかく仕上がったので仕上げとしてはなかなかおすすめです。
天日干しが終わった後は内装材を元の位置に取り付けてお手入れ完了です!


ヘルメットの内装は定期的に洗おう!

今回予期せぬ雨で半ば強制的に洗濯をさせられたような感じですが、お手入れが終わった後被ってみると被り心地が相当良くなっていました!
これまで蓄積されてきた色んな汁やらなんやらでごわついてたりしてたのがきれいに落ちてふっくら柔らか快適内装になったんだと思うんですが、定期的に洗ってあげるのも大事だなぁと思います。

メンテ自体は少し面倒なところもありますが、乗ってる時の快適性は段違いなので時間のある時に内装材のお手入れをしてみてはいかがでしょうか!


つづく