先日発表されたロイヤルエンフィールドの新型コンチネンタル GT650ですがそのスタイルが美しすぎると僕の中で話題になっております。
伝統メーカーの放つモダンクラシックと呼ぶにふさわしいそのお姿をまずはご覧くださいませ!
Continental GT 650
引用:ロイヤルエンフィールド
シブい…!
トライアンフのスラクストンのような構成ですが、よりシンプルでクラシックな印象です。
このバイクの一番の見せ場はなんといってもスッと伸びるシートレールでしょう。リアショックの先は切ってくれと言わんばかりのたたずまいですが、地面と平行に走る美しさは何とも形容しがたいものがあります。
エンジンは650ccの空冷ツイン!
引用:ロイヤルエンフィールド
ロイヤルエンフィールドと言えばシングルのイメージですが、新型のツインエンジンを投入してきました。
しかし空冷というアイデンティティを守り、性能はそこそこにスタイルを重視するという姿勢が見て取れます。個人的にはこの割り切りにはとても良い印象を受けていて、性能至上主義の日本において見習うべき要素であるように思います。
遅くたって良いんです、カッコ良ければ!
スペックは高くない
先述した通り、コンチネンタルGTのエンジンスペックは最高出力47bhp=7,100rpm、最大トルクは52Nm=4,000rpmとなっています。
引用:ロイヤルエンフィールド
フレームもダブルクレードル、フォークは正立Φ41mmの物が採用されているようで、ベースから既にクラシカル。
全長2,122×744×1,024mm、車体重量は200kgを切っていてなかなかに軽量。取り回しなんかはとてもしやすそうな気がします。
過激すぎないセパハンがいい感じ
引用:ロイヤルエンフィールド
アップタイプのセパハンでポジションはそれほどキツくなさそう。ライトなレーサーモデルで誰でも間口広く受け入れてくれそうです。二連のメーターもシンプルでいい感じに納まってるし、タンクも細くて非常にスタイリッシュ。
コクピットからの眺めだけでご飯3杯くらい行けちゃいそうな気がしますね。
2本出しマフラーは上向きでレーシー
引用:ロイヤルエンフィールド
ツインエンジンの2本出しマフラーというのはそれだけで魅力ですが、新型コンチネンタルのそれはメガホン型になっています。僕のボンネビルもツインエンジンの2本出しですが、ピーシューターとメガホン型では印象が全然違いますね。
なかなかに良い音がしそうですが、日本版がどのような形で出て来るのか気になります。
兄弟モデル、インターセプターも出てるぞ!
引用:Royal Enfield banks on new 650 twins to lead global midsize bike market
コンチネンタルの他に、アップハンドルなどよりライトな乗り味にチューンされたインセプターが同時に発表されています。よりマイルドにクラシックな雰囲気を楽しみたい方にはこちらが良さそう。
しかしエンジン周りの野暮ったい造形が個人的に非常にいい感じでツボです。
発売時期や価格は?
どうやら2018年3~4月頃まずヨーロッパに導入された後、インドで展開が始まるようです。日本やその他の地域ではどうなんでしょうか?価格についてもちょっとリサーチしきれずはっきりとは分かりませんでした。
この手のモデルは隠れたニーズがたくさんありそうな気がするんですが、続報が待たれます。
まとめ
引用:ロイヤルエンフィールド
世界で最も古いバイクメーカーの1つに数えられるロイヤルエンフィールドですが、現代においても魅力的なモデルを作り続けているというのはものすごいパワーだと思います。
今はインドでの生産ですが、その思想は確かに受け継がれていますね!
カフェレーサーを探しているなら、トライアンフとともにお勧めできる傑作だと感じました。
つづく